コーテクＨＤが３日続伸、２２年３月期業績及び配当予想を上方修正

　コーエーテクモホールディングス<3635.T>が３日続伸している。１月３１日の取引終了後、２２年３月期の連結業績予想について、売上高を６５０億円から７１０億円（前期比１７．６％増）へ、営業利益を２４５億円から３１５億円（同２９．１％増）へ、純利益を２６５億円から３２０億円（同８．３％増）へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を８１円から９８円へ引き上げたことが好感されている。 　スマートフォンゲームで、国内及びアジア各地域で配信中のＩＰ許諾タイトル「三国志・戦略版」（国内では「三國志　真戦」）が、中国でのキャンペーンや各地域でのアップデートにより好調を維持しているほか、国内及び台湾・香港・マカオ地域で配信中の自社開発スマートフォンゲーム「三國志　覇道」で新規イベントを開始するなど各種施策に取り組んだことが寄与した。また、パッケージゲームでも、複数の新作やリマスター版を発売し、リピート販売が堅調となったことも寄与した。 　同時に発表した第３四半期累計（４～１２月）決算は、売上高５５３億２７００万円（前年同期比２５．９％増）、営業利益２７１億２７００万円（同４０．１％増）、純利益２８２億９３００万円（同２７．４％増）だった。 出所：MINKABU PRESS

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