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今日の為替市場ポイント:米国株高を意識して円買い拡大の可能性低い
配信日時:2022/02/01 08:12
配信元:FISCO
1月31日のドル・円は、東京市場では115円22銭から115円59銭まで上昇。欧米市場では、115円53銭から114円92銭まで下落し、115円13銭で取引終了。本日2月1日のドル・円は主に115円台で推移か。米国株高を意識して、リスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
ロシア大統領府は1月31日、プーチン大統領がウクライナ問題を巡り、28日に続いてフランスのマクロン大統領と再び電話会談したと発表した。ロシア大統領府が発表した声明によると、ロシアとフランスの首脳はロシアが提案している安全保障についても協議し、対面方式での会談の実施を検討している。報道によると、ドイツ、フランス、ロシア、ウクライナが参加する「ノルマンディー方式」と呼ばれる4カ国協議で進展があったようだ。ミンスク和平合意を履行するための対話は継続される可能性がある。
市場参加者の間からはで「フランスなどがロシア側との協議を継続していることは好材料」との声が聞かれている。ただ、ロシアによるウクライナ侵攻の有無に関係なく、米国は何らかの制裁を発動する可能性は残されている。そのため、「ロシアと北大西洋条約機構(NATO)との間で軍事衝突発生の可能性が低下しても、ウクライナ問題のすみやかな解決は期待できない」との見方が出ている。
<FA>
ロシア大統領府は1月31日、プーチン大統領がウクライナ問題を巡り、28日に続いてフランスのマクロン大統領と再び電話会談したと発表した。ロシア大統領府が発表した声明によると、ロシアとフランスの首脳はロシアが提案している安全保障についても協議し、対面方式での会談の実施を検討している。報道によると、ドイツ、フランス、ロシア、ウクライナが参加する「ノルマンディー方式」と呼ばれる4カ国協議で進展があったようだ。ミンスク和平合意を履行するための対話は継続される可能性がある。
市場参加者の間からはで「フランスなどがロシア側との協議を継続していることは好材料」との声が聞かれている。ただ、ロシアによるウクライナ侵攻の有無に関係なく、米国は何らかの制裁を発動する可能性は残されている。そのため、「ロシアと北大西洋条約機構(NATO)との間で軍事衝突発生の可能性が低下しても、ウクライナ問題のすみやかな解決は期待できない」との見方が出ている。
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