注目トピックス 市況・概況
29日の米国市場ダイジェスト:NYダウ90ドル高、ダウは1カ月ぶり最高値を更新
配信日時:2021/12/30 07:45
配信元:FISCO
■NY株式:NYダウ90ドル高、ダウは1カ月ぶり最高値を更新
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は90.42ドル高の36488.63ドル、ナスダックは15.51ポイント安の15766.21で取引を終了した。新型コロナの新規感染件数が過去最多を記録する中、大規模な都市封鎖に繋がる可能性は少ないとの楽観的見解に景気循環株中心に寄り付き後、買われた。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長や政府のファウチ首席医療顧問が2022年のパンデミック終了の可能性に言及したことも支援材料となり、ダウは終日堅調に推移。1カ月ぶり最高値を更新し引けた。ハイテクは金利の上昇を警戒し売られ、ナスダック総合指数は小幅下落。セクター別では耐久消費財・アパレル、家庭・パーソナル用品が上昇した一方、電気通信サービスが下落した。
医薬品メーカーのバイオジェン(BIIB)は韓国の半導体サムスン電子を中心としたしたサムスングループが同社買収を協議しているとの地元報道を受け期待感から大幅高。また、女性用アパレルブランドのヴィクトリアズ・シークレット(VSCO)は年末商戦が好調であったことを指摘したことが好感され買われた。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は最高経営責任者(CEO)による10.2憶ドル規模の保有株追加売却を受けて下落。鶏卵業者のカルメイン・フーズ(CALM)は、生産コストや飼料費の高騰が響き四半期決算の内容が予想を大幅に下回ったことが嫌気され下落した。
S&P500種指数は2021年で70回目の過去最高値を更新を記録し引けた。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米長期金利上昇で円売り強まる
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円02銭まで上昇後、114円67銭まで下落し、114円99銭で引けた。長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となったが、米11月前渡商品貿易赤字が過去最大を記録、さらに11月中古住宅販売成約指数も予想外のマイナスに落ち込んだことに失望し、ドル買いが一時後退。ただ、米11月小売り在庫が予想を上回ったほか、昨日の5年債入札に続き7年債入札が不調な結果に終わり、米国債相場が続落すると、金利上昇にともなうドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1296ドルから1.1369ドルまで上昇し1.1349ドルで引けた。ユーロ・円は、129円88銭から130円56銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.3424ドルから1.3499ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9188フランから0.9127フランまで下落した。
■NY原油:強含みで76.56ドル、一時77ドル台前半まで買われる
NY原油先物2月限は、強含み(NYMEX原油2月限終値:76.56 ↑0.58)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+0.58ドルの76.56ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.36ドル-77.37ドル。ロンドン市場で75.36ドルまで売られたが、ニューヨーク市場の中盤にかけて77.37ドルまで買われた。その後、75ドル台半ばまで売られる場面があったが、通常取引終了後の時間外取引で76ドル台半ばまで反発している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.72ドル +0.02ドル(+0.04%)
モルガン・スタンレー(MS) 99.07ドル -0.90ドル(-0.90%)
ゴールドマン・サックス(GS)387.00ドル -0.61ドル(-0.16%)
インテル(INTC) 51.86ドル +0.10ドル(+0.18%)
アップル(AAPL) 179.65ドル +0.36ドル(+0.20%)
アルファベット(GOOG) 2932.19ドル +3.23ドル(+0.11%)
フェイスブック(FB) 343.69ドル -2.54ドル(-0.73%)
キャタピラー(CAT) 207.67ドル +1.05ドル(+0.51%)
アルコア(AA) 59.53ドル +0.34ドル(+0.57%)
ウォルマート(WMT) 142.98ドル +0.20ドル(+0.14%) <ST>
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は90.42ドル高の36488.63ドル、ナスダックは15.51ポイント安の15766.21で取引を終了した。新型コロナの新規感染件数が過去最多を記録する中、大規模な都市封鎖に繋がる可能性は少ないとの楽観的見解に景気循環株中心に寄り付き後、買われた。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長や政府のファウチ首席医療顧問が2022年のパンデミック終了の可能性に言及したことも支援材料となり、ダウは終日堅調に推移。1カ月ぶり最高値を更新し引けた。ハイテクは金利の上昇を警戒し売られ、ナスダック総合指数は小幅下落。セクター別では耐久消費財・アパレル、家庭・パーソナル用品が上昇した一方、電気通信サービスが下落した。
医薬品メーカーのバイオジェン(BIIB)は韓国の半導体サムスン電子を中心としたしたサムスングループが同社買収を協議しているとの地元報道を受け期待感から大幅高。また、女性用アパレルブランドのヴィクトリアズ・シークレット(VSCO)は年末商戦が好調であったことを指摘したことが好感され買われた。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は最高経営責任者(CEO)による10.2憶ドル規模の保有株追加売却を受けて下落。鶏卵業者のカルメイン・フーズ(CALM)は、生産コストや飼料費の高騰が響き四半期決算の内容が予想を大幅に下回ったことが嫌気され下落した。
S&P500種指数は2021年で70回目の過去最高値を更新を記録し引けた。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米長期金利上昇で円売り強まる
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円02銭まで上昇後、114円67銭まで下落し、114円99銭で引けた。長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となったが、米11月前渡商品貿易赤字が過去最大を記録、さらに11月中古住宅販売成約指数も予想外のマイナスに落ち込んだことに失望し、ドル買いが一時後退。ただ、米11月小売り在庫が予想を上回ったほか、昨日の5年債入札に続き7年債入札が不調な結果に終わり、米国債相場が続落すると、金利上昇にともなうドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1296ドルから1.1369ドルまで上昇し1.1349ドルで引けた。ユーロ・円は、129円88銭から130円56銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.3424ドルから1.3499ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9188フランから0.9127フランまで下落した。
■NY原油:強含みで76.56ドル、一時77ドル台前半まで買われる
NY原油先物2月限は、強含み(NYMEX原油2月限終値:76.56 ↑0.58)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+0.58ドルの76.56ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.36ドル-77.37ドル。ロンドン市場で75.36ドルまで売られたが、ニューヨーク市場の中盤にかけて77.37ドルまで買われた。その後、75ドル台半ばまで売られる場面があったが、通常取引終了後の時間外取引で76ドル台半ばまで反発している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.72ドル +0.02ドル(+0.04%)
モルガン・スタンレー(MS) 99.07ドル -0.90ドル(-0.90%)
ゴールドマン・サックス(GS)387.00ドル -0.61ドル(-0.16%)
インテル(INTC) 51.86ドル +0.10ドル(+0.18%)
アップル(AAPL) 179.65ドル +0.36ドル(+0.20%)
アルファベット(GOOG) 2932.19ドル +3.23ドル(+0.11%)
フェイスブック(FB) 343.69ドル -2.54ドル(-0.73%)
キャタピラー(CAT) 207.67ドル +1.05ドル(+0.51%)
アルコア(AA) 59.53ドル +0.34ドル(+0.57%)
ウォルマート(WMT) 142.98ドル +0.20ドル(+0.14%) <ST>
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