後場の寄り付き概況

後場の日経平均は241円安でスタート、レノバやレーザーテックが下落

配信日時:2021/12/29 12:52 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28827.36;-241.80TOPIX;1994.77;-10.25


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比241.80円安の28827.36円と、前引けから下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の225先物は28760~28820円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=114.70-80円台と朝方とほぼ同水準での動き。アジア市況は上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って軟調で、寄り付きから下げ幅を広げる展開。前日の米株市場が騰勢一服となり、本日のアジア市況や時間外のNYダウ先物が軟調ななか、「掉尾の一振」に期待した買いも入りにくく、日経平均は冴えない展開が継続。年末年始の空白リスクを嫌気する動きもあるようで、手仕舞い売りなども出ているようだ。

 セクター別ではゴム製品、食料品、電気機器などが下落率上位に並んでいる一方。
空運業、海運業、陸運業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レノバ<9519>が急落しており、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>も大きく下落。配当権利落ちでJT<2914>も大幅安。ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>、村田製<6981>も軟調。一方、アウトソーシング<2427>が急反発しているほか、ソフトバンクG<9984>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運株が大幅高となっている。
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