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日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感が後退

配信日時:2021/12/24 13:55 配信元:FISCO
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時55分現在、前日比-0.53(低下率2.75%)の18.74と低下している。なお、今日ここまでの高値は19.02、安値は18.59。

今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。新型コロナ「オミクロン型」に関し、重症化リスクが従来の変異株に比べて低いとの報道などを受け、市場では警戒感が緩和しやすくなっている。こうした中、今日は日経225先物が底堅い動きとなっていることもあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがさらに後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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