Reuters Japan Online Report Business News
ダイハツ、25年に100万円台の軽EV投入 30年には新車全て電動化
配信日時:2021/12/20 14:56
配信元:REUTERS
[東京 20日 ロイター] - ダイハツ工業の奥平総一郎社長は20日、2025年ごろには軽自動車の電気自動車(EV)を投入し、国や自治体の補助金などを活用して実質価格100万円台で提供する考えを明らかにした。30年には国内新車販売をハイブリッド車(HV)を含めて「100%電動車にする」目標も掲げた。親会社のトヨタ自動車と電池などを共同で調達してコストを抑える。軽商用車「ハイゼット」新型車発表会で語った。
EVなどの電動車は生産コストが高く軽の利点である低価格が実現できないとして、同社はこれまでガソリン車の燃費改善で環境性をアピールしてきた。しかし、今年11月には小型車「ロッキー」のHVを発売。エンジンを発電時のみに使いその電力を用いてモーターで走る独自のHV技術で、奥平社長は、軽自動車にもこの技術を展開し25年までに軽自動車のHVを発売する計画を明かした。このHV技術を生かしたEVも開発する予定で、奥平社長は「まずはスタディから始め、しっかりした導入を25年辺りで考えたい」と述べた。
軽自動車のEVの販売台数計画は「発表できる段階にない」として明らかにしなかったが、価格に関しては「補助金を含めて100万円でないと買ってもらえない」と指摘。一方で、顧客が求める価格と実際に提供できる電動車の価格には「ギャップがある」とも述べ、「いろいろな技術の選択肢が必要」との考えも併せて示した。
軽自動車のEVを巡っては、日産自動車と三菱自動車が共同開発車を22年度初めに発売する計画を表明済みで、本体価格から補助金を差し引いた実質的な負担額は約200万円からとなる見込み。
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況