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ソニーGが反発、半導体とコンテンツ分野で存在感高まり海外投資家が熱視線◇

配信日時:2021/11/30 10:03 配信元:MINKABU
 ソニーグループ<6758.T>が反発し1万4000円大台に復帰した。前週末26日と週明け29日の2営業日は日経平均急落のなかでインデックス売りに下値模索の動きを余儀なくされたが、きょうは全体相場の地合い改善で1万4000円台割れを拾い場とみた海外機関投資家の買いが観測されている。台湾の半導体受託製造最大手のTSMC<TSM>が熊本県に日本初となる半導体生産工場を建設することを発表しているが、その際にソニーも参画する予定にあり政府の数千億円規模の補助金支援も計画されている。半導体サプライチェーンの拡充は国策のひとつであり、今回の案件でソニーの存在感が急速に高まった。業績面もコロナ禍をものともせず好調が続いている。エレクトロニクス分野では、断トツの世界シェアを有するCMOSイメージセンサーがドル箱商品で、今後も多眼化が進むスマートフォン向けや車載向けで一段の需要獲得が進む。更に、「ゲーム、音楽、映画などコンテンツビジネスにおける展開力も海外投資家の評価の対象となっている」(中堅証券アナリスト)という。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS

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