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30日の株式相場見通し=反発局面へ、米株切り返しセンチメント改善

配信日時:2021/11/30 08:01 配信元:MINKABU
 30日の東京株式市場は、主力株をはじめ広範囲に買い戻され日経平均株価はリバウンドに転じる公算が大きい。前日の米国株市場では、バイデン米大統領が新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大について、現時点でロックダウンは考えていないとコメントしたこともあって幅広くショートカバーが入った。NYダウやナスダック総合指数など主要株指数が揃って反発に転じたが、特に米長期金利の先高思惑が後退したことを背景にハイテク株への買い戻しが顕著となりナスダック総合指数の上昇が目立った。これを受けて東京市場でも投資家の過度な不安心理は後退し、リスクを取る動きが優勢となりそうだ。日経平均株価は前日に460円あまりの大幅安となったが、前週末の急落と合わせると2営業日で下げ幅は1200円超となり、目先売られ過ぎとの見方も強い。米株価指数先物や外国為替市場の動向を横目に、2万8000円台後半まで上値を伸ばすケースも考えられる。  29日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比236ドル60セント高の3万5135ドル94セントとなった。ナスダック総合株価指数は同291.177ポイント高の1万5782.834だった。  日程面では、きょうは10月の失業率、10月の有効求人倍率、10月の鉱工業生産速報値、10月の住宅着工など。また、マザーズ市場にボードルア<4413.T>が新規上場する。海外では11月の中国製造業購買担当者指数(PMI)・中国非製造業PMI、11月の独失業率、11月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)、9月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、11月の米消費者信頼感指数、パウエルFRB議長の上院での議会証言など。 出所:MINKABU PRESS

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