注目トピックス 日本株
Jストリーム Research Memo(8):2022年3月期通期業績予想は保守的な印象
配信日時:2021/11/26 16:08
配信元:FISCO
■業績予想
1. 2022年3月期の業績見通し
Jストリーム<4308>の2022年3月期の業績見通しは、売上高13,870百万円(前期比6.9%増)、営業利益2,400百万円(同2.5%増)、経常利益2,390百万円(同1.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,580百万円(同2.1%増)を見込んでいる。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を2022年3月期第1四半期連結会計期間の期首から適用したため、旧基準に照らすと売上高が11.7%増、営業利益が2.7%増、経常利益が2.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益が2.5%増の見込みとなる。
2021年3月期の業績が大きく伸びただけに2022年3月期は慎重な見通しとなっているが、コロナ禍以降のコミュニケーションを目的とした動画利用の増加の流れは様々な場面で強まっている。こうした環境にあるため、2022年3月期も従来以上に安定した需要と成長が見込まれる。医薬業界のEVC領域で製薬マーケティングのデジタル化を支援、一般企業のEVC領域で企業のデジタル化を支援、メディア系企業のOTT領域で放送局のビジネスモデル変革を支援という3つの領域での方針を軸に業容の拡大を図っていく従来の経営方針に変わりはない。
2022年3月期に関して、同社は「コロナ禍の先行きにかかわらず、各社・各業界のDX進展を背景に需要は堅調」を前提としている。2021年3月期は四半期ごとで利益変動が大きかった影響から、2022年3月期の第1四半期の伸びは大きく、第2四半期以降も伸ばす余地はあるが、第3四半期を中心に反動を考慮し、通期の売上高は前期比実質(旧基準ベースで)11%増という設定になったようだ。また、需要の拡大に応えられる案件対応能力、開発能力、バックオフィス能力といった企業体制の充実を依然として重要課題と認識しており、スピードを上げて課題解消に取り組む方針である。特に人員に関してはエンジニアを中心に慢性的に不足感があることから、増強を進めているところである。そのため、2022年3月期の営業利益の伸びが売上高の伸びを下回るという見通しになっている。しかしながら、足元では売上トレンドが良好なこと、人員が充足されればその分受注増加が期待できること、東京オリンピック・パラリンピック関連の各種イベント受注が積み上がったこと、年間契約中心で好採算の「J-Stream Equipmedia」の販売が積み上がっていること、第2四半期の進捗がやや早いペースできていることなど、様々な要素を考慮すると同社の2022年3月期の業績見通しは保守的と言うことができる。なお、第2四半期に相対的に業績が弱かったOTT領域については、同社は下期に大口の開発受注を期待している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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1. 2022年3月期の業績見通し
Jストリーム<4308>の2022年3月期の業績見通しは、売上高13,870百万円(前期比6.9%増)、営業利益2,400百万円(同2.5%増)、経常利益2,390百万円(同1.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,580百万円(同2.1%増)を見込んでいる。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を2022年3月期第1四半期連結会計期間の期首から適用したため、旧基準に照らすと売上高が11.7%増、営業利益が2.7%増、経常利益が2.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益が2.5%増の見込みとなる。
2021年3月期の業績が大きく伸びただけに2022年3月期は慎重な見通しとなっているが、コロナ禍以降のコミュニケーションを目的とした動画利用の増加の流れは様々な場面で強まっている。こうした環境にあるため、2022年3月期も従来以上に安定した需要と成長が見込まれる。医薬業界のEVC領域で製薬マーケティングのデジタル化を支援、一般企業のEVC領域で企業のデジタル化を支援、メディア系企業のOTT領域で放送局のビジネスモデル変革を支援という3つの領域での方針を軸に業容の拡大を図っていく従来の経営方針に変わりはない。
2022年3月期に関して、同社は「コロナ禍の先行きにかかわらず、各社・各業界のDX進展を背景に需要は堅調」を前提としている。2021年3月期は四半期ごとで利益変動が大きかった影響から、2022年3月期の第1四半期の伸びは大きく、第2四半期以降も伸ばす余地はあるが、第3四半期を中心に反動を考慮し、通期の売上高は前期比実質(旧基準ベースで)11%増という設定になったようだ。また、需要の拡大に応えられる案件対応能力、開発能力、バックオフィス能力といった企業体制の充実を依然として重要課題と認識しており、スピードを上げて課題解消に取り組む方針である。特に人員に関してはエンジニアを中心に慢性的に不足感があることから、増強を進めているところである。そのため、2022年3月期の営業利益の伸びが売上高の伸びを下回るという見通しになっている。しかしながら、足元では売上トレンドが良好なこと、人員が充足されればその分受注増加が期待できること、東京オリンピック・パラリンピック関連の各種イベント受注が積み上がったこと、年間契約中心で好採算の「J-Stream Equipmedia」の販売が積み上がっていること、第2四半期の進捗がやや早いペースできていることなど、様々な要素を考慮すると同社の2022年3月期の業績見通しは保守的と言うことができる。なお、第2四半期に相対的に業績が弱かったOTT領域については、同社は下期に大口の開発受注を期待している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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個人投資家・有限亭玉介:【核融合発電関連に注目】人気トレンドとして関連株は要チェック【FISCOソーシャルレポーター】
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2025年11月30日12時に執筆高市政権の代表的な政策の一つである核融合発電の研究は、世界中で着々と進行しているようです。原子力発電は放射性廃棄物やメルトダウンの危険性が問題になりますが、核融合発電であればそのような心配もありませんよ。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。11月25日に政府は核融合発電分野に1000億円超えの投資を行う方針を発表しました。この発表を好感して関連銘柄が一斉に物色されたようです。あたくしとしては5000億円くらい投入しても良いのではないかと思ってしまいますけどねぇ。高市政権の誕生によって、地方にある原子力発電所に関して各自治体の知事が再稼働を承認するという流れが見られます。反対勢力は「原発を廃炉にしろ。」と簡単に言いますが、廃炉にするのも莫大な年月とコストが掛かりますからねぇ。原発のネガティブなイメージが、これからの核融合発電にも誤って飛び火しないか不安です。これだけAIのデータセンターが新設されユーザーも爆発的に増えたわけですから、電力不足の問題は避けて通れないでしょう。幸いと言うべきか、日本は電気自動車がそこまで普及しなくて良かったと思いますよ。他国よりも早く核融合発電を日本が実現できるのか注目していきたいところです。「AIバブルへの懸念」で電力関連もついでに売られたような印象もありますが、原発再稼働の潮流であったり核融合発電への期待などで目先も中長期でも思惑買いが流入しております。今回は改めて高市政権の肝入りの政策といえる核融合発電の関連銘柄について要チェックです。まずは核融合エネルギーの国際共同プロジェクトであるITER計画に参加している三菱重工業<7011>と日立製作所<6501>です。核融合原型炉や1MV超高圧電源試験施設の主要機器で同プロジェクトに関わっている両社は、日本を代表する核融合発電関連として監視を強めて参ります。同じくITER計画に参加しているIHI<7013>は、超臨界圧ヘリウム循環ポンプの納入実績あり。核融合技術ベンチャー「京都フュージョニアリング」へ出資しているINPEX<1605>も核融合関連としてチェックです。AIデータセンターで特需となった電線御三家の住友電気工業<5802>、古河電気工業<5801>、フジクラ<5803>も再び核融合発電で特需があるか。もちろん電力会社もしっかりチェックしておきたいところです。柏崎刈羽原子力発電所の再稼働承認で物色された東京電力HD<9501>は、多額の負債を抱えながらも着実に利益を出している模様。柏崎刈羽原発の再稼働で年1000億の利益がプラスとの報道もあります。北海道電力<9509>も泊原子力発電所3号機に関して、知事が再稼働承認を発表し動意しました。個人投資家のあいだでは核融合発電の有力株と言える助川電気工業<7711>は、総裁選から首相指名選挙にかけて瞬く間に上昇しました。その後は調整となりましたが、核融合発電分野への政府投資の報道を受けて物色されているようです。核融合発電に関連するレーザー基礎技術開発を進める浜松ホトニクス<6965>は、業績鈍化で2023年から長期の下落基調となるも、核融合発電で復調へ向かうか。核融合研究プロジェクト「JT-60SA」で核融合実験の関連製品で納入実績のある木村化工機<6378>も要チェックです。最後は、昨年7月に核融合市場研究会の参加メンバーである事が明らかになったエクサウィザーズ<4259>も見逃せませんよ。核融合発電に関するニュースで同社も物色されるか注視したいです。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2025/12/07 10:00
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株ブロガー・さなさえ:レアメタルや原発などの国策相場とともに業績相場も続いています♪【FISCOソーシャルレポーター】
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:レアメタルや原発などの国策相場とともに業績相場も続いています♪【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2025年11月27日19時に執筆皆様、おはこんばんちは。高市首相はG20や国会党首討論でも一貫して「うち(日本は)常に隣国との対話に建設的でオープンなんやけど。」としています。しかし、その国の報道官は「とにかく日本は誠意を見せろ」だ、そうです。昭和に廃れたはずの『ゴネ得』という言葉を久々に想起させられた、さなさえです。さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)の妙齢女性投資家が綴る当記事の連載も、はや149回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。<中国外交問題よりAIバブル懸念です>隣国が自国民に向けて日本への渡航の自粛を求めた事で、日本の観光業への打撃が懸念されていますが、どうやら「そんなに困らない」という声もあるようです。それはどうやら日本では隣国の商売人達が主体となって、日本に訪れる自国民に向けたツアー・サービスが展開されているケースが多いからだそうで…。そしてむしろ、そんな観光客が多かった地域では長らく続いたオーバーツーリズムに辟易としていたそうで、むしろ渡航自粛を歓迎する声も多いとの事です。そんな訳で隣国との問題は大なり小なりの影響はあるかもしれませんが、米国市場ではAIへの過剰投資への懸念が引き続き重視されているようで、ハイテク株を中心に不安定な値動きが続いています。日本もそれを色濃く受けているようで、投資家心理としても、AIや半導体株などへはなかなか触りにくい相場になっています。それでは12月相場に入ろうとしている今の相場ではどんな株が買われているかチェックしていきたいですね。今回はわたしが注目している国策テーマと業績への期待が高まっている個別株を中心にご紹介していきまっす♪<国策テーマ&業績期待株への人気は継続>以前も当ブログでご紹介している高市早苗首相に関連したレアメタル、レアアース関連株への人気はまだまだ継続のようです。中国のレアアース規制の動きが出始めてから人気化していたアサカ理研<5724>は個人を中心とした投機資金によって急騰。都市鉱山とも言われ、PCや小型家電の回収を行い、貴金属を得ているリネットジャパングループ<3556>もしっかり動いてきた印象ですね。同じ見立てでいくならばエンビプロHD<5698>も人気化していくかと目を光らせています。また、株価にまだ過熱感のない古河機械金属<5715>のほか、レアメタルのほか、原発関連としても思惑のある大平洋金属<5541>や日本冶金工業<5480>も株価もまだまだ割安でもありますので期待買いが入るかと注目しています。そしてその原発関連も今週注目されていましたね。それもそのはず、11月25日に日本政府が核融合発電の研究開発の加速の為に総額1000億円超を投じる方針を示した事を報じられた事から『核融合発電』の関連株に再び物色が入った形です。代表格でもある三菱重工業<7011>などが買われ、助川電気工業<7711>に至ってはストップ高になっていましたね。そこで出遅れとしてチェックしていくとすれば…原発向け部品を手掛ける日本ギア工業<6356>、レーザー核融合商用炉の実現に向けた技術の研究・開発を手掛ける大阪大発のスタートアップ「エクスフュージョン」と技術提携しているジェイテックコーポレーション<3446>、放射能汚染などへの懸念を払しょくしうる「慣性核融合発電システム」への流用が期待される『レーザー用YAGセラミックス』を手掛ける神島化学工業<4026>を見ています。これらはまだテクニカル的にも「これから」に期待ちゃいますね。最後は12月の年末相場において「冬休みに入っていく海外勢を後目にIPO物色が過熱するのでは…」とのわたしの淡い期待から、業績への期待感と共に成長性も注目されるコンサル業を展開する企業に注目します。インフキュリオン<438A>、ムービン・ストラテジック・キャリア<421A>の上値追い展開に期待しちゃいますね。やっぱり株の基本は業績ですから♪はい、本当はもっと色々とご紹介したいのですが…今回は以上です。ここ最近のわたしのブログでは、ご紹介した注目株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の注目株をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade.----執筆者名:さなさえブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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2025/12/06 17:00
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個人投資家・有限亭玉介:話題株の中からさらに選りすぐり_地合い変化の最中で強い株に注目【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:話題株の中からさらに選りすぐり_地合い変化の最中で強い株に注目【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2025年11月29日12時に執筆日経平均が節目であった5万円を割り込んだ時は肝を冷やしましたねぇ。それでも、11月28日の終値は5万円台にまで再び盛り返してきました。12月9日と10日に実施される米FOMCでの利下げ期待から再び好転したようです。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。AIバブルの警戒感から利下げ期待で好転。なんだか世界中の投資家が振り回されているようです。利下げ期待が高まっているとは言え、「予想外の悪材料が出るのでは…」との及び腰で市場に向き合う状況が続いております。やはりAI関連は市場期待が高い分、地合いが悪化した時の下落幅も相当なものでした。日経平均は5万円台まで回復してもAIや半導体関連を個別で見ると完全復活とは言えませんな。あれほどの好業績を発表した直後に取って付けたような理由で暴落となると、「AIや半導体関連はノータッチでいこう」と考える投資家が増えても不思議ではありません。ハイテクの景気敏感株が軟調になれば、その資金は安定感のある内需株やバリューへ向かう事になるでしょう。高市政権の成長戦略に盛り込まれているテーマであれば、好材料が飛び出す可能性も高いですからねぇ。米国株やマクロ経済の経済情勢に振り回されると気が滅入りますので、このあたりで高市政権の目玉政策が出てほしいものですな。高市政権が掲げた17の成長分野のうち、まず何から着手するのか。的確に予想するのは難しいとしても、17分野は明らかになっているわけですから業績や割安感を見ながら監視リストを作っていくのも良いかもしれません。「話題株」と言っても候補が多過ぎるかもしれませんが、あたくしのここ最近でピンときた銘柄を今回はチェックです。核融合関連として思惑がある大平洋金属<5541>は、同社の手掛けるベリリウムとその事業が今後拡大が見込まれるとの事。業績は軟調ながらも、11月25日に政府が核融合発電の研究に1000億円超えの投資をする方針と伝わった事で物色されました。チャートは年初来高値更新中でも、PBRは1倍割れです。板ガラスで世界トップクラスの日本板硝子<5202>は、ウクライナでのガラス製造ライン新設に向け、9月にNovaSklo社と技術支援契約の締結を発表しました。直近の決算は嫌気されましたが、底を打って切り返しております。11月26日に「世界初のAPRIL抗体「VOYXACT(R)(シベプレンリマブ)」が成人のIgA腎症治療薬として米国FDAより迅速承認を取得」と発表した大塚HD<4578>は、窓を開けて一気に年初来高値を更新しました。株価1万円の大台に乗るか注視です。メディアプラットフォーム「note」を運営するnote<5243>は、Gemini 3.0発表で思惑買いが流入した模様。同社は過去にグーグルとAI技術を活用した新たなサービス開発を目的に資本業務提携を締結しており、同社のサービス向上に繋がるか。Gemini 3.0に関しては、他社の生成AIを圧倒するスコアを叩き出した事で市場も驚いているようです。総務省の次世代の量子暗号通信の実用化に向けたプロジェクトに関係しているのでは…と噂があるZenmuTech<338A>は、時価総額が100億以下でも技術力は折り紙付きのようですねぇ。このプロジェクトは東名阪の三大都市圏を結ぶ約600キロメートルの通信網を作る事を目的としており、同社も高市銘柄の思惑があるとして監視中。最後は直近IPOからムービン・ストラテジック・キャリア<421A>です。コンサルティング業界に特化した転職エージェントである同社は、直近の決算はしっかり黒字着地しております。業績も拡大し、株価も高値圏ですな。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2025/12/06 10:00
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前日に動いた銘柄 part2 RSC、菊池製作所、JMACSなど
*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 RSC、菊池製作所、JMACSなど
銘柄名<コード5日終値⇒前日比イオン<8267> 2522 -100.525日線も割り込み処分売りの流れ強まる。マネーフォワード<3994> 4093 -1654日にはモルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価下げ。ジーテクト<5970> 1835 -76ホンダの株式売出による需給悪化を警戒視。アンリツ<6754> 2268.5 -67評価ソリューションの北米展開を材料に4日は上昇。すかいらーく<3197> 3497 -1474日には11月の月次動向を発表しているが。ネットプロHD<7383> 523 -31高水準の信用買い残など重し。大日本印刷<7912> 2532.5 -78.54日はみずほ証券の目標株価引き上げで強い動きだったが。SANKYO<6417> 2531 -105特に材料見当たらないが。GSユアサ<6674> 3806 -18225日線割れで手仕舞い売り圧力。ルネサスエレクトロニクス<6723> 2070.5 -60ロボット関連として直近で人気化の反動も。野村<8604> 1199 -40.54日にかけての一段高で利食い売り優勢に。東海旅客鉄道<9022> 4240 -12110月高値更新し切れず見切り売り優勢。デンカ<4061> 2583 -63.511月の窓埋め意識の動きにも。RSC<4664> 1521 +300ロボット関連として仕手化の様相。オプトエレクト<6664> 387 +16台湾メーカーとの資本提携を引き続き材料視。菊池製作所<3444> 616 +100フィジカルAI関連として関心が続く。ヒーハイスト<6433> 710 +100日本企業連携での国産ヒト型ロボット量産を引き続き材料視。JMACS<5817> 693 +100フィジカルAI関連の一角として人気化。テクノホライゾン<6629> 704 +36フィジカルAI関連の一角と位置付けられており。ウェルディッシュ<2901> 378 -80財務報告に関する内部統制の開示すべき重要な不備発表を引き続き材料視。多摩川HD<6838> 698 -126新株予約権発行による潜在的な希薄化を嫌気。シリウスビジョン<6276> 311 -45自律反発一巡感で戻り売り優勢。メタリアル<6182> 415 -1新たなビジョン「人手の修正が不要な翻訳AIを創る」を発表。上値は重い。フルッタ<2586> 128 +2「ふるさとチョイス」と「さとふる」でアサイーボウル関連製品取り扱い開始。上値は限定的。ブルーイノベ<5597> 1501 -104台湾のドローンメーカーAeroprobing社とのブランドライセンス契約で4日買われる。5日は反動安。サイバーダイン<7779> 203 +114日に200日線と75日線を上回り先高期待高まる。アライドアーキ<6081> 258 -524日ストップ高の反動安。ユカリア<286A> 881 +33阿蘇医療センターの経営改善支援業務を受託。免疫生物<4570> 1395 -1574日までの売り地合いが継続。サイバーセキュリ<4493> 1770 -8アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の「Geo and Global AWS PartnerAward 2025」のファイナリストに選出。上値は重い。ラクオリア創薬<4579> 1129 -1314日に高値更新したが長い上ひげ・陰線となり手仕舞い売り誘う。日本情報C<4054> 734 -2賃貸住宅指標「CRIX」が「賃貸管理地主家主データブック2025-2026」のデータ参照元として採用。上値は限定的。
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2025/12/06 07:32
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前日に動いた銘柄 part1日本新薬、ユー・エム・シー・エレクトロニクス、リガクなど
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1日本新薬、ユー・エム・シー・エレクトロニクス、リガクなど
銘柄名<コード>5日終値⇒前日比JESCOHD<1434> 1375 0相馬原外構内線路等整備工事2.75億円を受注。上値は重い。土屋HD<1840> 217 -525年10月期業績見込みを下方修正。積水ハウス<1928> 3333 -768-10月期の下振れ決算をマイナス視。ビーマップ<4316> 966 +6025日線を上回り先高期待高まる。ニッソウ<1444> 2871 +19新たな事業「クロス家さん」を開始。上値は限定的。ELEMENTS<5246> 571 +26iPhoneのマイナンバーカード利用の本人確認導入に「LIQUID eKYC」が対応。日本新薬<4516> 5023 +700CAP-1002の良好な第3相試験結果を引き続き評価。ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615> 355 +80中国ZYTからPCBアッセンブリーを新規受注。リガク<268A> 1140 +121キオクシアへの新製品導入を材料視続く。TOKYO BASE<3415> 460 +22SMBC日興証券では投資判断を格上げ。弁護士ドットコム<6027> 3135 +139プライムに市場変更で。スカパーJ<9412> 2035 +137フィリップ証券では目標株価を引き上げ。イビデン<4062> 12705 +815シンガポール政府投資公社が大株主に浮上。Appier Group<4180> 1165 +3425日線突破からリバウンド期待も。CIJ<4826> 555 +29フィジカルAI関連として買われる。サワイグループHD<4887> 2138.5 +71.54日にはモルガン・スタンレーMUFG証券が新規買い推奨。キオクシアHD<285A> 9430 +360米サンディスクの大幅高を材料視。ソフトバンクグループ<9984> 19285 +1085孫正義氏がホワイトハウスと「トランプ工業団地」建設で協議。日東紡績<3110> 12290 +67025日線割れ水準では押し目買いも優勢に。日本製鋼所<5631> 9115 +303全体株安の中で資金シフトの動きも。ネクセラファーマ<4565> 838 +19五味大輔氏の保有比率上昇を材料視。シャープ<6753> 795.6 +26調整一巡感からのリバウンド継続。メルカリ<4385> 2893 +39.54日にはみずほ証券が目標株価を引き上げ。中国塗料<4617> 4760 +215野村證券では新規に買い推奨。JCRファーマ<4552> 717 +11調整一巡感からの自律反発。ノーリツ<5943> 1930 +42コスト低減で収益予想を上方修正へ。Link-U グループ<4446> 1085 -102週末要因で短期資金の手仕舞い売り。トレンドマイクロ<4704> 7167 -7024日にIRデイを開催しているが。ブリヂストン<5108> 7000 -344みずほ証券では投資判断を格下げ。TOYO TIRE<5105> 4127 -134ブリヂストンに連れ安する格好か。ラウンドワン<4680> 1047.5 -42.5月次動向を好感して4日は上昇も。マツダ<7261> 1122 -38.5日銀利上げによる円高を警戒も。ユニチカ<3103> 281 -14短期資金の戻り売りなど需給要因。
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2025/12/06 07:15
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日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅に4日ぶり反落、アドバンテストやファーストリテが2銘柄で約242円押下
*16:29JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅に4日ぶり反落、アドバンテストやファーストリテが2銘柄で約242円押下
5日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり42銘柄、値下がり181銘柄、変わらず2銘柄となった。前日4日の米国株式市場はまちまち。ダウ、ナスダックともに寄り付き直後にマイナスに転じ、その後前日終値を挟んだ値動き。目立った材料がない中、年内の追加利下げ観測が引き続き相場を下支えしたものの、ここまでの上昇を受けた利益確定の売りも出て小動きとなった。米株市場を横目に、本日の日経平均は498.08円安の50530.34円と4日ぶり反落して取引を開始。その後は50400円を挟んで、終日マイナス圏で軟調もみあい展開となった。国内長期金利の上昇や日銀の利上げ観測が引き続き意識され、投資家心理を慎重にさせた。また、昨日の日経平均が1100円を超す大幅高となったことから短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが優勢となったほか、手掛かり材料に乏しく週末要因も相まって下げ幅を縮小する展開は想定しにくかった。ただ、テクニカル面では節目として意識されていた25日移動平均線を上回って推移した。大引けの日経平均は前営業日比536.55円安の50491.87円となった。東証プライム市場の売買高は20億8922万株、売買代金は5兆4041億円だった。業種別では、ゴム製品、その他製品、証券・商品先物取引業など幅広い業種が下落した一方で、非鉄金属、情報・通信業、銀行業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は19.3%、対して値下がり銘柄は77.3%となっている。値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約133円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、東エレク<8035>、TDK<6762>、中外薬<4519>、トレンド<4704>、ダイキン<6367>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約217円押し上げた。同2位はイビデン<4062>となり、フジクラ<5803>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、住友鉱<5713>、ニトリHD<9843>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価 50491.87(-536.55)値上がり銘柄数 42(寄与度+290.17)値下がり銘柄数 181(寄与度-826.72)変わらず銘柄数 2○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG 19285 1085 217.60<4062> イビデン 12705 815 27.24<5803> フジクラ 17250 300 10.03<6920> レーザーテック 32600 400 5.35<6146> ディスコ 46100 640 4.28<5713> 住友金属鉱山 5499 174 2.91<9843> ニトリHD 2752 27 2.26<5631> 日本製鋼所 9115 303 2.03<4911> 資生堂 2345 54.5 1.82<9433> KDDI 2675 4.5 1.80<2802> 味の素 3575 25 1.67<5706> 三井金属鉱業 17985 460 1.54<4385> メルカリ 2893 39.5 1.32<7013> IHI 3019 52 1.22<7011> 三菱重工業 4083 35 1.17<7741> HOYA 23900 60 1.00<6506> 安川電機 4796 27 0.90<6753> シャープ 795.6 26 0.87<8331> 千葉銀行 1692.5 23.5 0.79<8316> 三井住友FG 4949 49 0.49○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6857> アドバンテ 20200 -500 -133.70<9983> ファーストリテ 56740 -1360 -109.10<8035> 東エレク 33140 -680 -68.19<6762> TDK 2433 -48 -24.07<4519> 中外製薬 8233 -239 -23.97<4704> トレンドマイクロ 7167 -702 -23.46<6367> ダイキン工業 19710 -540 -18.05<6098> リクルートHD 8249 -173 -17.35<4543> テルモ 2369 -54 -14.44<6758> ソニーG 4332 -86 -14.37<7974> 任天堂 12500 -375 -12.53<7203> トヨタ自動車 3032 -71 -11.87<4568> 第一三共 3456 -116 -11.63<5108> ブリヂストン 7000 -344 -11.50<9766> コナミG 22395 -315 -10.53<9735> セコム 5325 -153 -10.23<8267> イオン 2522 -100.5 -10.08<4063> 信越化 4808 -60 -10.03<6902> デンソー 2001.5 -72.5 -9.69<8058> 三菱商事 3744 -94 -9.43
<CS>
2025/12/05 16:29
注目トピックス 日本株
新興市場銘柄ダイジェスト:ユカリアは反発、ELEMENTSは続伸
*15:52JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ユカリアは反発、ELEMENTSは続伸
<286A> ユカリア 881 +33反発。阿蘇医療センターの経営改善支援業務の受託を発表し、好材料視されている。受託した経営改善支援業務は、「阿蘇医療センター経営強化プラン」を踏まえつつ、経営状況や診療機能、病床運用、人員体制などについて多角的な調査・分析を行い、地域医療構想と整合性を図りながら、機能分化や再編、最適化の方向性を明確化することを目的としている。同業務では、阿蘇医療センターの経営改善に向けて中長期的な視点に立った経営改善策の提案と実行支援を通じて、持続可能な地域医療体制の確保を目指すとしている。<4576> DWTI 103 -4反落。4日受付でSBI証券が財務省に変更報告書(5%ルール報告書)を提出したことを受け、これを嫌気した売りに押されている。報告書によれば、SBI証券のデ・ウエスタン・セラピテクス研究所株式保有比率は5.49%から4.45%(2,479,718株)に減少したことが判明した。報告義務発生日は11月28日。<3989> シェアリングT 1115 -7もみ合い。4日受付でアセット・バリュー・インベスターズ・リミテッドが財務省に変更報告書(5%ルール報告書)を提出した。報告書によれば、アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッドのシェアリングテクノロジー株式保有比率は17.71%から19.02%(4,645,700株)となったことが判明した(取得資金は4,264,791,000円(1株918円))。報告義務発生日は11月27日。保有目的は純投資及び重要提案行為等を行うこととしている。<1444> ニッソウ 2871 +19反発。新たな事業「クロス家さん」の開始を発表し、好材料視されている。需要に対する職人不足という問題を解決すべく、また「職人さん」という新たな働き方を提案することを目的として、リフォーム事業における一つのフランチャイズ事業として「クロス家さん」を開始することとした。同フランチャイズ事業では、加盟店にクロス(壁紙)施工業で独立・起業できるようクロス職人としての技術に関する指導のほか、集客に関する営業ノウハウや、経営に関しても必要に応じて指導・支援していくサービスとなっている。<3624> アクセルM 89 ±0もみ合い。スマートフォン用アプリ『らぶいーず メモリアルコレクション』の配信日が決定したことを発表した。100%子会社であるスパイラルセンスが、SNSでZ世代やα世代に人気のキャラクターシリーズ『らぶいーず』を用いた基本無料iOS・Android向けアプリゲーム『らぶいーず メモリアルコレクション』の配信日が12月18日に決定した。また、本作の配信に向けて、公式TikTokアカウント『らぶいーず メモリアルコレクション【公式】』を開設したことも発表した。<5246> ELEMENTS 571 +26続伸。子会社Liquidがオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」で、iPhoneのマイナンバーカードを利用した本人確認機能実装に対応した。iPhoneのウォレット機能「Appleウォレット」にあらかじめ設定されたマイナンバーカード情報を活用し、犯罪収益移転防止法(犯収法)に準拠した本人確認を可能にするソフトウエア開発キット(SDK)を開発、事業者はiPhoneの生体認証(Face ID・Touch ID)のみで手続きが完了できる仕組みを自社サービスに実装できる。
<NH>
2025/12/05 15:52
注目トピックス 日本株
エスケーエレクトロニクス:高付加価値フォトマスクの世界シェア2位、PBR1倍接近かつ配当利回り4.9%
*15:07JST エスケーエレクトロニクス:高付加価値フォトマスクの世界シェア2位、PBR1倍接近かつ配当利回り4.9%
エスケーエレクトロニクス(SKE)<6677>は、フラットパネルディスプレー(FPD)製造に不可欠な大型フォトマスクの専業メーカーであり、世界シェア28%で国内1位・世界2位というポジションを確立している。海外売上高比率90.7%。FPDは、スマートフォン、テレビ、タブレット、パソコンなどデジタル製品に欠かすことができない。印刷業を起源としながら、他社に先駆けて大型フォトマスク市場に参入。長年のノウハウ蓄積と高精細加工技術、電子技術、化学・光学技術をダイナミックに転換し、フラットパネルディスプレーの製造用原版となる大型フォトマスクの製品化をいち早く実現した。セグメントは、大型フォトマスク事業が主力だが、そのほかソリューション事業とスクリーンマスク・メタルマスク事業で構成されている。2025年5月にアサヒテック株式会社を連結子会社化したことに伴ってスクリーンマスク・メタルマスク事業を新たに報告セグメントとして追加した。2025年9月期のフォトマスク事業における地域別売上高は、中国62%、韓国16%、台湾13%、日本9%。また、分野別では有機EL47%・液晶53%に分かれている。同社の強みを語るうえで欠かせないのが中立性である。世界大手フォトマスクメーカーが特定地域・特定顧客に軸足を置く中、同社は製造拠点を日本・台湾に構え、フラットパネルディスプレー工場のある地域すべてにおいて安定的に取引実績を持つ数少ない企業である。この「どこにも属さないポジション」が、各国のパネルメーカーに対し公平かつ柔軟に対応できる背景となり、同社の顧客層を広げている。材料メーカーやフォトマスク装置メーカーが日本に集積し、SKEがその近傍で開発・製造のフィードバックループを高速回転できる体制を整えている点も優位性を強固にする。また、同社は高付加価値製品でシェアを獲得しているが、生産性の指標である従業員一人当たり売上高や営業利益は国内競合・類似企業と比較して際立っている。2025年9月期の連結業績は、売上高29,187百万円(前期比13.4%増)、営業利益3,854百万円(同26.0%増)で着地した。事業構造の中心は大型フォトマスク事業では、中国市場でスマートフォン向け有機ELパネル用の需要が増加したほか、テレビおよび車載パネル向けの液晶パネル用の需要が、日本市場ではVRデバイス向けの液晶パネル用需要が増加。同社が得意とする高精細・高難度レイヤーの案件が増加したことが業績を大きく押し上げた。2026年9月期の計画は、売上高30,500百万円(前期比4.5%増)、営業利益4,600百万円(前期比19.4%増)を計画している。有機ELパネル用フォトマスクが、パネルメーカーから高精度・高精細な技術への期待がさらに高まり、新たな第8世代有機ELパネル工場向けもあわせて需要が増加すると見込んでいる。市場環境について、フラットパネルディスプレー市場の成長は有機ELパネル(年平均成長率(数量)5%成長)が牽引していく想定となっている。スマートフォンでは有機ELパネル搭載機種の主流化、高機能化が継続し、IT製品では新サイズ・高機能化が進み、有機ELパネル搭載機種が拡大。車載パネルでは採用箇所が増加しつつ、画面の大型化・多機能化が加速していく。つまり、IT製品(ノートPC、タブレット)やVR・XRデバイスの高精細化が進むことで、フォトマスクの大型化・高難度化が進行し、市場全体として開発需要は中長期的に底堅く推移することとなる。ただ、取材では市場の伸び率だけでは評価しきれない「技術開発の複雑さ」がフォトマスク需要を押し上げるという見立てもうかがえた。市場規模の視点では有機ELが液晶の需要を減らしていくトレンド予想があった。しかし、フォトマスクの視点では、液晶パネルの需要も継続して堅調に存在している。これは、有機ELでの新機能開発に加え、液晶においても、サイズ変化や多機能化に向けた技術開発が継続しているためだ。この通り、有機EL・液晶の両方で業界全体の開発需要は依然旺盛であり、FPD市場規模の伸び率だけでは見えないフォトマスク市場のポテンシャルがあることは頭に入れておきたい。中期経営計画では、2028年9月期の売上高342億円。中長期的なKPI目標として営業利益率20%以上、ROE15%以上を掲げている。これは今後のM&Aを含まない計画となっている。重要施策では、積極的成長投資によるフォトマスク事業の拡大に向けて生産能力強化、ソリューション事業の黒字化、M&Aを通じたグループ企業の拡大の3点が挙げられた。実際、新規事業であるソリューション事業(RFID・ヘルスケア)は、顧客でのトライアル段階を経て実証フェーズに入りつつあり、単年度黒字化を狙っていくフェーズとなっている。スクリーンマスク・メタルマスク事業は自動車・半導体パッケージ向けの原版として成長余地があり、今後の事業ポートフォリオ拡大に貢献する見通しである。M&Aについては随時検討しながらも、既存製品の高付加価値化を軸に業績貢献を目指す姿勢が明確だ。株主還元は、配当性向50%、2025年9月期の年間配当は130円と大幅増配となった。PBRは1倍に接近している。今後も、経営基盤の強化と積極的な成長投資を行い、継続的な企業価値の向上と株主への安定的かつ継続的な利益配分を実現することを基本方針としている。総じて、エスケーエレクトロニクスは液晶と有機ELの両輪で進むFPD市場における技術進化の中心に位置し、難度上昇・大型化の深化に伴ってフォトマスク需要を確実に取り込めるポジションにある。高付加価値領域での圧倒的優位性、ノウハウ蓄積、中立性を活かした顧客基盤の広さに加え、旺盛な設備投資に裏打ちされた将来需要の取り込み力は大きな強みとなるため、同社の今後の動向に注目しておきたい。
<HM>
2025/12/05 15:07
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(14時台)~JMACS、ノーリツなどがランクイン
*15:03JST 出来高変化率ランキング(14時台)~JMACS、ノーリツなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [12月5日 14:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<5817> JMACS 2624100 125487.98 312.35% 0.1686%<5970> ジーテクト 708900 131394.14 255.5% -0.0381%<219A> ハートシード 3919000 866068.54 224.14% 0.1949%<268A> リガク 5808500 909109.18 212.02% 0.101%<5943> ノーリツ 443600 172178.22 174.27% 0.0217%<7229> ユタカ技研 28900 23631.3 141.45% 0%<4116> 大日精 115300 119262.1 138.46% -0.0316%<354A> iF高配50 71384 47782.647 133.15% -0.0053%<2962> テクニスコ 130300 17773.74 132.19% -0.0871%<163A> 半導体 9136 33661.716 125.41% -0.0089%<7779> サイバダイン 14004000 720777 125.19% 0.0312%<3415> トウキョベース 2524700 331616.32 120.69% 0.0547%<202A> 豆蔵 1541500 1763429.8 120.43% 0.004%<3444> 菊池製作 7142500 1097398.38 114.76% 0.1937%<8699> HSHD 122900 49201 111.71% 0.0108%<9412> スカパーJSA 2427600 2052763.16 103.32% 0.0716%<7711> 助川電 658200 2550168.8 100.08% 0.0526%<6664> オプトエレクト 5030200 645958.88 99.04% 0.1374%<3688> CARTAHD 26400 29804.26 98.85% 0.0009%<6081> アライドアーキ 9288800 800455.66 96.95% -0.2129%<1965> テクノ菱和 109200 266876 95.7% 0.0706%<213A> 上日経半 334610 26859.542 91.02% -0.006%<290A> Syns 3123400 1567884.12 90.22% 0.0716%<3913> GreenBee 97200 49791.1 87.25% -0.0125%<6629> テクノHR 4809300 1188721.84 84.55% 0.0044%<4316> ビーマップ 429900 158967.76 84.26% 0.0507%<4704> トレンド 1313900 4205444.56 78.32% -0.0918%<4875> メディシノバ 147000 15922.36 76.9% 0.0262%<330A> TalentX 133100 51287.3 73.84% -0.0367%<2842> iFナ100ベ 6152 35821.338 72.11% -0.0017%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2025/12/05 15:03
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