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午後:債券サマリー 先物は小幅続落、40年債入札は無難に通過も買い続かず

配信日時:2021/11/25 15:36 配信元:MINKABU
 25日の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続落。40年債入札を無難に通過した安心感からプラス圏に浮上する場面もあったが、買い一巡後は模様眺めムードが強まった。  今年度の補正予算案で政府が22兆1000億円の国債発行を計画しているとの報道を受け、債券先物は需給の緩みが意識されるかたちで売りが先行。日経平均株価が反発したことも重荷となり、前場中頃には151円50銭まで軟化した。ただ、米長期金利の上昇が一服していることが国内債の下支えとなり、その後は持ち直す展開。40年債入札の応札倍率が2.37倍(前回は2.53倍)となり、一定の需要が確認されると一時151円62銭まで上昇した。とはいえ、きょうは米国が感謝祭の祝日とあって積極的な売買は手控え気味で、再び弱含む動きとなった。  先物12月限の終値は前日比4銭安の151円54銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.080%だった。 出所:MINKABU PRESS

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