みんかぶニュース 為替・FX

午後:債券サマリー 先物は反発、米金利上昇一服で買い戻し

配信日時:2021/11/19 16:09 配信元:MINKABU
 19日の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。前日まで3日続落していた反動に加え、米長期金利の上昇が一服していることから買いが優勢だった。  18日の米長期債相場は良好な米経済指標を受けて売りが先行したものの、押し目買いに支えられるかたちで前日の終値水準でまで値を戻して引けた。これを受けた国内債は前日に政府の経済対策に関する報道で売られていたこともあり、債券先物は寄り付き直後に一時151円66銭まで上伸した。ただ、国債増発への警戒感が残っているほか、日経平均株価が反発したことが重荷となり、買い一巡後はやや上値が重くなった。この日は財務省による国債入札や日銀の国債買いオペがなく、手掛かり材料にも乏しかった。なお、来週は22日に流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)、25日に40年債入札が予定されている。  先物12月限の終値は前日比9銭高の151円62銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.075%だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ