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日経VI:小幅に低下、株価下落も市場心理の悪化は限定的

配信日時:2021/11/17 16:00 配信元:FISCO
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比-0.14(低下率0.74%)の18.66と小幅に低下した。なお、高値は19.08、安値は18.42。今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まったが、取引開始後は売りに押される展開で、日経225先物は下げに転じた。ただ、ここ4日間ほどの日経225先物の上げピッチが速いとの警戒感もあり、今日は日経225先物が下げに転じた後も、適度な調整とする見方が多く、市場心理の悪化は限定的で、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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