みんかぶニュース 為替・FX

午後:債券サマリー 先物は反落、米金利上昇が影響

配信日時:2021/11/11 15:48 配信元:MINKABU
 11日の債券市場で、先物中心限月12月限は8営業日ぶりに反落。インフレ圧力の高まりを背景に、前日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響した。  10日に発表された米10月消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同月比6.2%と9月の5.4%から加速したことで、同日の米市場では米連邦準備理事会(FRB)が利上げを前倒しするとの見方が台頭。米30年債入札が低調な結果となったこともあって米長期金利は大きく上昇し、この流れが東京市場に波及した。債券先物は前日まで続伸していたことから売りが出やすい面もあり、午前には151円71銭まで軟化する場面があった。午後に入ると、流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)の結果で一定の需要が確認できたことを手掛かりに下げ渋る動きとなったが、時間外取引で米長期金利が高止まりしていることが重荷となり戻りは鈍かった。  先物12月限の終値は前日比13銭安の151円79銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.065%だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ