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米外為市場サマリー:一時109円80銭台に軟化するも持ち直す

配信日時:2021/09/02 07:57 配信元:MINKABU
 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=110円01銭前後と前日に比べてほぼ横ばい。ユーロは1ユーロ=130円25銭前後と同30銭強のユーロ高・円安だった。    米民間雇用サービス会社のADPが発表した8月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門は除く)が前月比37万4000人増と市場予想(61万3000人程度の増加)を下回ったことを受け、雇用回復の鈍さを意識したドル売り・円買いで一時109円88銭まで軟化した。ただ、米サプライマネジメント協会(ISM)の8月の米製造業景況感指数が59.9と市場予想(58.6程度)を上回ったことが明らかになると、ドルの買い戻しなどが流入し110円13銭をつける場面があった。とはいえ、週末の米8月雇用統計を見極めたいとして追随する動きは広がらず上値は重かった。一方、ユーロは欧州中央銀行(ECB)による金融緩和の縮小観測などから買いが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1839ドル前後と前日に比べて0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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