審査が甘い銀行カードローンはどこ?審査基準やおすすめの借入先を解説
銀行カードローンは金利が比較的低く、毎月の利息をおさえるために選択したい借入方法です。
しかし、銀行が大手であれば審査難易度が高いイメージがあります。
「審査が甘い銀行カードローンはないの?」「審査に通らない理由はなぜだろう?」といった考えをもたれていることでしょう。
やはり、審査が甘い銀行カードローンは存在しないため、一定の審査基準を満たさなければなりません。
ただ、他社からの借入状況や、収入、信用情報といった重点ポイントをおさえておくことで、銀行カードローンの審査に通過できる可能性はあります。
この記事では、銀行カードローンの審査基準について解説し、審査に通りやすい方の特徴、おすすめの借入先を紹介します。
銀行カードローンの審査に不安がある方や、借入について検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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大手銀行カードローン3選
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審査が甘い銀行カードローンがない理由
まずは、審査がゆるい銀行カードローンがない理由を解説します。
銀行カードローンの審査が厳格化した
銀行カードローンは、2017年に「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ」により、審査が厳格化しました。
これにより、過剰貸し付けにならないよう、返済能力や信用情報を厳格な審査体勢が構築されています。
個人の借入額が年収の3分の1に制限されている
銀行カードローンでは年収3分の1を超える借入はおこなえません。
これは消費者金融も同様です。
2016年までは、銀行カードローンは年収の3分の1以上の貸付をおこなうことがありました。
改正貸金業法に定められる総量規制の対象外であったためです。
しかし、第198回の国会に「銀行カードローンへの法規制を求めることに関する請願」が上げられました。
これにより、銀行に対する法整備が求められ、銀行側で自主規制する方針に変更されています。
審査が不安な方におすすめの大手銀行カードローン3選
審査が甘い銀行カードローンをは何があるのでしょうか?
ここでは、審査が不安な方におすすめの銀行カードローンを3つ紹介します。
会社名 |
三菱UFJ銀行バンクイック |
三井住友銀行カードローン |
みずほ銀行カードローン |
審査時間 |
最短当日 |
最短翌営業日 |
最短当日 |
融資時間 |
最短翌営業日 |
最短翌営業日 |
最短当日
|
金利(年) |
1.4% 〜 14.6% |
年1.5%~14.5% |
年2.0%~14.0% |
ご利用限度額 |
10万円〜800万円 |
10万円~800万円 |
10万円~800万円 |
Web完結 |
◎
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◎
|
◎
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①三菱UFJ銀行バンクイック
三菱UFJ銀行バンクイックは他のカードローンと比べて金利が年1.4%~年14.6%と低いのが魅力です。
カードローン利用が初めての人でも安心の借入・返済サポートも充実。
そして全国各地の三菱UFJ銀行ATMと提携コンビニATMをいつでも手数料無料で利用可能。
さらに、Web(パソコン・スマートフォン・アプリ)なら24時間365日申し込めます。
しかし、他の銀行カードローンに比べ限度額の上限が低めです。
まとまったお金を借入したい人は他のカードローンを検討してみるとよいでしょう。
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始めてカードローンを利用する人
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毎月の返済額を抑えたい人
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入金忘れが心配な人
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アプリを使って借入したい人
三菱UFJ銀行バンクイックは、初めてカードローンを利用する人におすすめです。
借入金利が低いことに加えて、毎月の最小返済額は1,000円と少額です。
利息負担を抑えて、少額から借入したい方に向いているでしょう。
また返済日の3営業日前にメールで連絡してくれるため、入金忘れもありません。
アプリを使って簡単に借入ができるため、近くにATMがない人でも便利に利用できます。
バンクイックの審査が不安な方は以下の記事で、審査通過のポイントを解説しています。
その他の銀行カードローンについて知りたい方は、以下の記事で解説していますのでご覧ください。
②三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行の口座なしで申し込み可能なカードローン。
他社の口座しか持っていない人でもすぐに利用できます。
またWEB申し込みなら24時間申し込みも可能です。
最短翌営業日に融資を受けられるので、スムーズに融資を受けたい人におすすめです。
金利も他社と比べて平均的なので、金利が気になる人も安心ですね。
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低金利で借り入れしたい人
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返済日や返済方法を選びたい人
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カードの枚数を増やしたくない人
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高額なお借入れをしたい人
三井住友銀行カードローンは、借入利率が1.5%からと低めかつ、最大借入可能額は800万円と高額です。
そのため低金利で高額な借入をしたい人にはおすすめでしょう。
返済日や返済方法を自由に選べるため、自分のペースで返済できます。
またカードレスで利用できるため、カードの枚数を増やしたくない人に向いています。
在籍確認をバレずに突破する方法を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
③みずほ銀行カードローン
みずほ銀行は、利用限度額10万円~800万円と高く、金利年2.0%~14.0%と金利が低く設定できます。
また、自動融資サービスを利用するとさらに嬉しいメリットが。
公共料金の支払いやクレジットカードの返済時に口座内の残高不足による延滞を防げます。
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地方に住んでいる人
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みずほ銀行で住宅ローンを利用している人
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毎月の返済額をおさえたい人
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すぐに審査結果が知りたい人
みずほ銀行はゆうちょ銀行以外では、全都道府県に支店がある唯一の銀行です。
ほかのメガバンクの支店がない地域にお住まいの人にはおすすめです。
また、みずほ銀行で住宅ローンの利用があれば金利が0.5%下がります※。
毎月の返済額は2,000円から、さらに審査結果は最短即日わかる点もメリットです。
※1. 適用金利はご契約極度額に応じて異なります。
※2. 住宅ローンのご利用で本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。
引下げ適用後 の金利は年1.5%~13.5%です。
審査に関する「口コミを知りたい」、「通過率を上げたい」方は以下の記事も参考にしてください。
銀行カードローン以外で審査が通りやすい借入先
銀行カードローン以外に審査が通りやすい借入先はあるのでしょうか。
結論としては、消費者金融や地方銀行、ネット銀行のカードローンの方が審査は通りやすいです。
それぞれの審査の特徴について解説します。
消費者金融がもっとも審査に通りやすい
消費者金融は審査が通りやすく、銀行カードローンよりもお金を借りられる可能性は高いです。
銀行カードローンの審査通過率は20%〜30%といわれています。
一方で、大手消費者金融は毎のの審査通過率を公表しています。
例えばSMBCコンシューマーファイナンス以下のとおりです。
2024年3月の審査通過率は35.6%と3人に1人が借入をおこなっています。
このことから、審査は消費者金融よりも銀行カードローンの方が厳しいです。
なぜなら、一般に消費者金融の方が金利が高く、貸し倒れリスクを供しやすいためでしょう。
審査基準は「他社の借入額・借入件数」、「信用情報」、「返済能力」など複数あります。
しかし、主婦や学生、アルバイト・パートでも安定した収入があれば申し込み可能です。
詳細を知りたい方は「消費者金融のおすすめランキング」でも解説していますので、ご覧ください。
メガバンクよりも地方銀行が審査に通りやすい
銀行カードローンはメガバンク以外に、千葉銀行などといった地方銀行も提供しています。
地方銀行は地域に根差した金融機関で、地元の顧客の経営支援や貢献を中心にしています。
そのため、メガバンクと比較しても審査基準は甘いとされています。
地方銀行も検討したい方は、「審査が甘いといわれる地方銀行カードローン2選」をご覧ください。
ネット銀行は審査や金利が優遇される可能性がある
住信SBIネット銀行カードローンといったネット銀行も、審査や金利が優遇されるかもしれません。
公式サイトの「金利とコース」によると、SBI証券口座を持っていると優遇金利を受けることができます。
ネット銀行の借入は、「審査が甘いといわれるネット銀行カードローン2選」にまとめています。
ご覧ください。
極甘審査ファイナンスをうたう消費者金融には注意
極甘審査ファイナンス・無条件融資という文言を使用している業者に申し込むことは危険です。
なぜなら、違法な貸付を行う闇金業者の可能性があるからです。
40〜50%の法外な金利を取られるケースもあるため、絶対に申し込まないようにしましょう。
銀行カードローンの審査
それでは、銀行カードローンの審査に関して見ていきましょう。
銀行カードローンに申し込むにあたって、参考にしてみてください。
それぞれ解説していきます。
審査日数
銀行カードローンは審査日数はどの程度必要でしょうか。
結論としては、消費者金融よりも2営業日以上の時間を要します。
銀行カードローンは銀行法によって、利用者が反社会的な人間でないか確認するルールがあります。
そのため、ら個人情報を参照する時間を要することから、消費者金融よりも時間がかかります。
一方で、消費者金融とは異なり、貸金業法の適用範囲外です。
貸金業者が貸金業法による制約や制限を受けていることが理由は先ほど解説の通りです。
貸金業法は、原則として消費者金融などの貸金を生業とする業者に対して適用されています。
しかし、法令上は銀行カードローン社が貸金業法を遵守する定めはありません。
以下の銀行法という法律に則って営業されています。
賃金業法に則して自主規制によって総量規制に準じた貸付をおこなっているのが実態です。
第一条 この法律は、銀行の業務の公共性にかんがみ、信用を維持し、預金者等の保護を確保するとともに金融の円滑を図るため、銀行の 業務の健全かつ適切な運営を期し、もつて国民経済の健全な発展に資することを目的とする。 2 この法律の運用に当たつては、銀行の業務の運営についての自主的な努力を尊重するよう配慮しなければならない。
出典:銀行法1条
そのため、意図的に審査を甘くして過剰な貸付を行うことはできません。
よって、銀行カードローンは即日融資が難しいと考えられます。
その結果的に、消費者金融のカードローンよりも2営業日以上の時間がかかると考えられます。
審査通過基準
銀行カードローンの一般的な審査ポイントは、各社の審査通過基準は公表されていません。
したがって、審査通過のための対策は難しいものといえます。
総量規制に抵触する借入合計が年収の3分の1以上になる場合、通貨は難しいでしょう。
詳細は、本記事の「銀行カードローンの審査基準4点」でも掘り下げて解説します。
審査機関
銀行カードローンの審査は保証会社が審査をおこなっています。
そこで、銀行カードローンの審査難易度を考える際に保証会社を調べて申し込みを検討してみましょう。
大手消費者金融の保証会社を以下にまとめました。
銀行カードローンの審査基準4点
審査基準はカードローン会社によって異なっています。
また、内容は非公開となっており、詳細を知ることができません。
しかし、銀行カードローン審査の時必要な情報はある程度決まっています。
よって、審査基準の時に重視される点のある程度予測が可能です。
ここでは、銀行カードローン審査のときに重視されるといわれる要素を4つ紹介します。
①他社からの借入総額
銀行カードローン審査では、他社からの借入が多いと審査に通りにくくなります。
なぜならその分返済額が増えてしまい、返済を滞納する可能性が高いためです。
そこで活用できるのがおまとめローンです。
特定の貸金業者が一括して利用者の債務をまとめることで、審査を緩くできる可能性が高まるのです。
利息による収益が期待できるほか、既に一度審査に通った借入金で信用があるため、推奨されています。
以下のおまとめローンの記事で、あなたが借りやすそうなおまとめローンを探しましょう。
「借入先をまとめて審査の通過率を上げたい方」、「月々の返済額を減らしたい方」必見です。
②勤務情報
勤務先の情報や勤務年数を確認することで、収入や返済能力をチェックします。
勤務年数が長い場合や勤務先の企業への信頼が高い場合、審査に通りやすくなります。
上場企業などの信頼性が高い会社でも勤務歴が短い場合は、審査に通らない場合があります。
これは収入の安定性を重視しているためです。
③雇用形態
利用者の雇用形態を把握することで安定して働いているか確認をしています。
一般的に、公務員や正社員といった安定性のある雇用形態であると審査が通りやすくなります。
④信用情報
信用情報の照会ではクレジットカードやローンの利用履歴・返済状況を調べられます。
また、信用情報機関には過去の金融事故が記録されています。
そのため、そこで返済延滞や債務整理などの記録が確認されると審査に通りにくくなります。
銀行カードローンの審査における注意点2つ
銀行カードローンの審査における注意点は以下のとおりです。
①口座開設が必須な場合がある
銀行カードローンでは、その銀行で口座を作らなければ契約できない場合があります。
いま持っている口座で借り入れしたい場合は、口座開設不要の銀行カードローンを検討しましょう。
②在籍確認が実施される
銀行カードローンの審査では、電話連絡による在籍確認が必ず実施されます。
在籍確認ができない場合には審査に落ちてしまうため、注意が必要です。
また、在籍確認では職場に電話が来ます。
周りに知られたくない人は、自分が電話対応をできるようにしておきましょう。
在籍確認が実施される場合、多くの銀行カードローン会社は基本的に銀行名を名乗ります。銀行の場合、融資以外にも投資信託や保険などの商品も取り扱っているため、同僚に不審がられることはありません。ご安心ください。
在籍確認なしのカードローンに関する解説は、「在籍確認なしのカードローン」をご覧ください。
銀行カードローンのメリット2つ
銀行カードローンでは他の融資サービスよりも優れている点がいくつかあります。
ここでは、銀行カードローンを利用する際のメリットを紹介します。
①金利が低く設定されている
銀行カードローンの上限金利の相場は14%前後で、消費者金融カードローンは18%前後です。
消費者金融の会社よりも銀行カードローンの金利の方が低く設定されています。
返済日が消費者金融の無利息期間を超えたり、大金の場合は銀行カードローンの方がおすすめです。
キャッシングと言うカードローンと同じように現金を借り入れできるサービスもあります。
しかし、カードローンに比べて金利が高めで、借入限度額も低いのであまりおすすめしません。
多くのカードローンは申込後、一定期間の借り入れに対し、無利息サービスを提供しています。
借り入れの際は無利息サービスの有無や条件を確認のうえ、積極的に利用しましょう。
なお、金利を抑るコツは、以下の「最高金利18%以下のカードローン選び」で紹介しています。
②総量規制の対象外
また、信販・クレジットカードローンと消費者金融カードローンの融資では貸金業法の対象です。
借入可能な金額は年収の3分の1に制限されます。
しかし、銀行カードローンは金融機関が運営しています。
銀行などの金融機関は貸金業法の対象ではありません。
また銀行法という法律に従って融資をしているのですが、この法律に総量規制は含まれていません。
よって銀行カードローンは総量規制に制限されずに借入可能になります。
具体的には、以下の「総量規制対象外のカードローン」でも解説しています。
銀行カードローンのデメリット2つ
続いて、銀行カードローンのデメリットを紹介します。
①即日審査・即日融資ができない
銀行カードローンでは即日審査・即日融資ができません。
なぜなら、警察庁データベース照会を義務付けられており、審査に1日以上かかってしまうからです。
そのため、早くお金を借りたいという人は消費者金融カードローンの利用をおすすめします。
消費者金融カードローンでは即日審査・即日融資のサービスを利用でき、手軽にお金を借りられます。
②返済日が決まっている
銀行カードローンでは、毎月の返済日が設定されています。
そのため、返済計画をきちんと立てる必要性があります。
また、場合によっては給料日よりも前に返済日が来て、不便に感じる人もいるでしょう。
消費者金融系カードローンであれば返済日を利用者自身で選べます。
返済日を自分で決めたいという人は消費者金融を利用した方が良いでしょう。
銀行カードローンの審査で落ちる人の特徴5選
銀行カードローンが審査をするとき重視する点を踏まえた、審査で落ちる人の特徴を5つ紹介します。
それぞれ確認していきましょう。
①借入れ希望額が高すぎる
収入に対して借入希望額が高い場合、滞納、踏み倒すリスクがあるため審査で落ちやすいです。
借入希望額は必要最小限としましょう。
また、1回審査に落ちると再審査を受け付けて貰えないところも多いのです。
許容範囲を超えた借入希望額は推奨できません。
②他社への借入履歴がある
他社への借入申し込みをしている場合、月々の返済額が多いので、審査に落ちる可能性が高いです。
また、他社への借入件数が複数件ある場合、審査に通ることはありません。
返済を完了してから申し込むか、おまとめローンを活用しましょう。
③無職・安定した職に就いていない
安定した収入がない場合、返済能力がないとみなされるため審査に落ちる可能性が高いです。
また、無職の場合は収入がないため確実に審査に通りません。
勤務歴が短い転職直後の場合も、収入に安定性が無いとして審査落ちの可能性が高まります。
④虚偽申告している
銀行側は信用情報の確認や在籍確認を行なっているため、虚偽は高確率でバレてしまいます。
また、虚偽申告がバレてしまった場合は確実に審査に通らないです。
審査落ちが懸念されていても、虚偽の内容で審査に臨むことは絶対に避けましょう。
⑤信用情報に傷がある
返済滞納や債務整理などの金融事故が確認された場合、審査に落ちる可能性が高いです。
カード返済の滞納であれば3カ月前後、ほかスマートフォンの返済なども該当します。
信用情報に事故があるかどうかは、自分で確かめることもできます。
詳しく知りたい方は、「カードローンの審査に通らない6つの理由」でも解説しています。
ぜひご覧ください。
銀行カードローンの審査の流れ
ここからは一般的な銀行カードローンの申し込みから契約完了までの流れを紹介します。
①カードローンの申し込み
カードローンの申し込みはインターネット・アプリ・店舗・電話などの申し込み方があります。
特にインターネット、またはアプリ申し込みがおすすめです。
インターネット・アプリ申し込みは*24時間対応の銀行が多く、手続きがWeb上で完結できます。
②必要書類の提出
必要書類は本人確認書類と、融資額によっては収入証明書類の提出を求められる場合があります。
借入が50万円以上になると所得証明書が必要になる銀行が多いです。
パソコンやスマートフォンから画像ファイルをアップロードをすると簡単に必要書類を提出できます。
③審査の実施
審査には基本的に仮審査と最終審査の2つの審査が存在します。
主に仮審査では信用情報のチェックと申込情報の調査が行われ、返済能力を判断します。
仮審査を通過すると続いて最終審査が行われます。
そして最終審査では在籍確認や提出書類の確認作業が行われます。
銀行によっては審査が1回しか行われない場合もあります。
④審査結果の連絡・利用開始
在籍確認や必要書類の確認が完了されると審査の結果が出ます。
そして、契約手続きを完了した後に、借入の利用を開始できます。
以上が一般的な申し込みから契約完了までの流れになります。
銀行会社によって細かい部分が異なるため、その会社の申し込みの流れを確認しておきましょう。
審査が甘いといわれる地方銀行カードローン2選
地方銀行カードローンは、対象地域に住んでいる方には検討すべき1つの方法です。
大手銀行カードローンよりも審査が甘いといわれる地方銀行カードローンは以下のとおりです。
近隣地域への融資に特化しており、対象エリアに在住・勤務している人のみ利用できます。
その分、過去に取引の実績があれば審査に通りやすくなる可能性もあります。
さらに、地域内ならATMが多く設置されており、駅やスーパーなど幅広い場面でお金を借りられます。
①千葉銀行カードローン
派遣やアルバイトなら、千葉銀行カードローンがおすすめです。
申込可能な年齢は20歳以上で、派遣、アルバイトでも申し込みできます。
クイック診断も利用可能です。
直近では、無担保ローンの貸付残高が28億円アップし、融資も積極的に実施しているようです。
引用:千葉銀行 決算説明会
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派遣やアルバイトである
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コンビニから借り入れしたい
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申し込みが遅くなりそう
契約後はコンビニ3社から取引可能です。
土日祝でも21時まで申し込めるため、気軽に取引できます。
千葉銀行カードローンの審査について気になる方は、以下の記事を参考にしてください。
②きらぼし銀行カードローン
年収が低い方は、きらぼし銀行カードローンがおすすめです。
年収よりも「無理のないプランかどうか」を重視しているのが特徴。
低所得でも借りられる可能性があります。
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年収が低いが借入は少ない
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パートやアルバイトである
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審査スピードはあまり気にしない
パートやアルバイト・派遣社員でも契約できます。
ただし、審査には最短3〜5営業日かかり、少し長めです。
契約後は、すぐにコンビニや駅のATMから取引可能です。
審査が甘いといわれるネット銀行カードローン2選
ネット銀行は、運営コストが低いため貸し倒れリスクを取りやすいのが特徴です。
大手銀行カードローンよりも審査が甘いといわれるネット銀行カードローンは以下のとおりです。
従来型の銀行と違って実店舗がないため、店舗運営費や人件費などがかかりません。
また、審査スピードが早いのも利点です。
独自のキャンペーンなども多いため、特定のスマホキャリアや経済圏を利用している人におすすめです。
①住信SBIネット銀行カードローン
住信SBIネット銀行カードローンは、比較的融資に積極的です。
直近の住信SBIネット銀行は、個人向けローンの貸出残高が増加しています。
特に、個人向けローン残高は1,000億円以上増加となりました。
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少しでも審査通過率を高めたい
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コンビニから借り入れや返済したい
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運転免許証やマイナンバーを持っていない
イオン銀行やセブン銀行、コンビニ銀行3社から取引可能です。
また、提出できる書類が5種類と多いため、運転免許証などを持っていない方にも向いています。
②セブン銀行カードローン
セブン銀行カードローンは、周りにバレにくいのが魅力です。
銀行カードローンでは珍しく「原則電話なし」と明記されているので安心ですね。
また、申し込みはアプリ完結なので、家族や職場にバレずに申し込めます。
引用:セブン銀行カードローン公式]()
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周りの人にバレたくない
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できるだけ早く借り入れしたい
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アプリから借り入れしたい
直近では個人向けローン残高が26.2%増加しており、ある程度は融資に積極的です。
審査は最短翌日に審査結果がわかり、Myセブン銀行アプリから審査状況を確認できます。
セブン銀行カードローンの審査について気になる方は、以下の記事を参考にしてください。
銀行カードローン審査に落ちてしまった場合
この記事を読んでいる人のなかには、大手だけではなく地方銀行やネット銀行のカードローン審査に落ちてしまった人・落ちそうな状況の人もいると思います。
そんな人のために、銀行カードローン審査に落ちた場合でもお金を借りれらる方法を2つ紹介します。
消費者金融を利用する
銀行カードローンに落ちてしまった際は消費者金融カードローンを利用するという手もあります。
銀行カードローンに比べ高金利に設定されていますが、審査は緩く即日で手軽に借入可能。
また、消費者金融では無利息期間もあるため、期間内の借入であれば消費者金融の方がお得です。
おすすめの消費者金融は以下の5つです。
各社が発表している成約率のデータから、借りやすさを考えてみましょう。
①プロミス
プロミスでは瞬フリというプロミスが提供している振込キャッシングサービスがあります。
これを利用すると24時間いつでも最短10秒で口座振り込み可能です。
プロミスでは初回借入日の翌日から無利息期間が開始されます。
他の消費者金融会社は無利息期間が初回契約日の翌日から開始のため、有効に利用でき、嬉しいですね。
プロミスは借りやすい?
プロミスは借りやすいのでしょうか。
こちらも同社から公表されている資料の新期成約率を見てみましょう。
プロミスの成約率は36.1%(2023年9月時点)と低い水準で推移しています。
審査基準を変えておらず、申込の年収層は不特定なため、同社が的確にアプローチとしていると言えます。
プロミス 公式サイト
②アコム
アコムは借りやすい?
アコムについても、同社から公表されている資料の新規成約率を見てみましょう。
新規成約率は40.6%と高く、数字から最も借りやすい可能性があると考えられます。
アコムは新規契約数No.1※です。
利用者への丁寧なサポートに定評があるためカードローン初心者におすすめです。
※2023 年 3 月期(2022 年 4 月~ 2023 年 3 月)における消費者向無担保貸付 / 消費者金融業態において(当社調べ)
また、アコムでは最短3秒で簡単な審査が受けられるので審査落ちのリスクを避けられるのも魅力です。
③アイフル
アイフルは借りやすい?
アイフルは国内最大手の消費者金融の1つで、唯一の独立系のカードローンです。
現在も多くの人が利用しており、銀行の基準に左右されない審査が特徴です。
特に、成約率は38~40%で推移しており3人に1人は審査を通過しています。
24時間365日の受付期間であり、はじめての借入であれば最大30日間で利息が0円です。
突発的にお金に困った際に、手が伸びやすい借入先といえるでしょう。
引用:アイフル社発行レポート
④SMBCモビット
SMBCモビットはプロミスと同様、SMBCグループが運営している消費者金融です。
よって審査の基準や方法については、プロミスと同様と考えられるでしょう。
SMBCモビットの特徴が、WEB完結で申込から融資まで滞りなく融資が完了する点です。
消費者金融は申込の際、誰かに見つかってしまうリスクがあります。
SMBCモビットは完全オンラインサービスのため、これらのリスクが著しく低いといえるでしょう。
SMBCモビットは借りやすい?
SMBCモビットは審査通過率は非公表です。
SMBCモビット 公式サイト
⑤レイク(レイクALSA)
レイクは銀行カードローンにはない無利息期間が業界最長。
60日間無利息(Web申込み限定)、または5万円まで180日間無利息を選択可能。
そのため利息がつきにくいというメリットがあります。
また、審査スピードが早く、ネット振り込みや即日融資も対応できるので、手軽にお金を借りれます。
レイクは借りやすい?
レイクは借りやすいのでしょうか。
同社から公表されている資料の新規成約率を見てみましょう。
引用:SBI新生銀行 四半期データブック ※調査日:2024年3月21日
消費者金融カードローンの中でも、レイクは成約率26.6%(2023年6月時点)と最も低い水準です。
借りづらいカードローンといえます。
審査なしでお金を借りられる方法を利用する
審査なしでお金を借りるには、以下の3つの方法があります。
①クレジットのキャッシング機能を使う
審査なしで、お金を借りたい人はクレジットカードのキャッシングを使うと良いでしょう。
キャッシング枠つきのクレジットカードがあれば、その枠の範囲内ですぐに借りれます。
②契約者貸付を利用する
契約中の生命保険がある場合は、その範囲内で貸付を受けられる制度です。
利用できるのは、解約返戻金のある終身保険や、一部の医療保険に限られます。
掛け捨ての生命保険に加入していても、契約者貸付を使うことはできません。
契約者貸付は生命保険会社によって利用できる条件が異なります。
生命保険に加入しているのであれば、一度条件を調べてみるとよいでしょう。
なお、契約者貸付が外資系の保険で契約している場合、円安・円高の影響を受けます。
③自分の資産を担保にする
また、自分の資産を担保としてお金を借りる方法もあります。
質屋に行って自分の資産を担保としたり、自動車担保金融を使う方法です。
資産の査定はありますが、ご自身の審査なしでお金を借入可能です。
銀行カードローンを利用するとき確認すること
銀行カードローンの審査が甘くないということ、審査基準や審査に落ちる人の特徴を紹介しました。
銀行カードローンを申し込む時は「銀行カードローンの審査で重視される4点」を確認しましょう。
また、地方銀行やネット銀行のカードローンにも落ちる可能性がある方もいるでしょう。
その場合は、消費者金融やクレジットのキャッシングなどの方法を利用も検討してみるとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
「審査が甘い銀行カードローン」や「審査が甘いといわれるおすすめの借入先」等を解説しました。
銀行カードローンの審査に不安を感じていたり、賢い借入方法を探している方の指針になると幸いです。
銀行カードローンの利用に対する理解を深め、より良い選択をするための第一歩として活用してください。
あらためて銀行カードローンについて確認したい方は、以下のリンクをクリックしてお読みください。
よくある質問
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銀行カードローンの審査はメガバンクと地方銀行のどちらが難易度が高いですか?
地方銀行と大手銀行の審査の難易度に差がそれほど生じません。メガバンクは自社で審査を行っていますが。地方銀行は保証会社に委託していている場合が多いです。仮に利用者が借入金を踏み倒した場合、保証会社は未払金を肩代わりするリスクを負います。そのため、委託された審査は一定程度厳しくなるのは当然といえるでしょう。
ただし、地方銀行は取引の長さが審査に影響すると言われます。つまり、口座の保有期間が長いと審査のとき有利になります。さらには、地方銀行のカードローンを申し込む前から、給与振込や公共料金の引き落としなどの取引があると、銀行が利用履歴・預金残高・返済能力を把握できるので審査が通りやすくなります。しかし、だからといって審査が特別緩くなるというわけではないので気をつけましょう。
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銀行フリーローンは審査が緩いですか?
結論からいうと、銀行フリーローンも審査が厳しいです。なぜなら金利が低いためです。フリーローンは低金利での融資のため、銀行の儲けは多くありません。そのため、確実に返済をしてくれる人を見極め、融資をする必要があります。
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現在の貸金業者の広告は安全ですか?
記事中に広告の調査結果を解説しました。当時のように「貸金業者の多くが不適切と判断される」ような広告は既に展開していないものの、まだ完全に無くなったともいえません。当然不適切ですが、それだけ貸金業者間の競争が激しいためです。広告をもとに利用する際は、自分の眼で広告の内容が正しいのか、過剰表現ではないのかをチェックするようにしましょう。
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信用情報はどうすれば消えるのか
信用情報会社は複数あります。会社によって異なりますが、一般的には最長5年と言われています。内容によって掲載期間は異なります。信用情報掲載の有無は、自分でも確認することができるため、必要があればチェックしてみましょう。
近年では自己破産者が増えてきたことで、金融庁から銀行カードローンに対して貸付の自主規制が求められています。実際に、2017年に三菱UFJ銀行カードローンのCMが「過剰融資を煽りかねない」と批判され、放送を自粛した事案も。2024年現在は審査がさらに厳しくなっている可能性も高いでしょう。