カードローンの金利計算方法を解説!利息を安くする方法も紹介します
カードローンに必ず発生する金利。しかし、疑問や不安を抱いている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、金利や利息の計算方法をわかりやすく解説しています。
借入金額別の返済シミュレーションもぜひ参考にしてください。
人気のおすすめ記事
カードローンの金利の計算方法を解説!返済シミュレーションも紹介
ここからは金利の計算方法について解説します。
まず、金利計算の基本的な単語を紹介。
- 金利:借りたお金に対して払う利息の割合
- 利息:借りた人が貸した人に払う金額
この2つの言葉は金利計算において非常に重要なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
利息の計算方法
金利計算に使うのは、先ほど説明した「金利」と「利息」だけではありません。
実は、利息は日割りで求められるので、お金を借りてからの日数も計算に関わってくるんです。
金利を用いて利息を求める時の公式は以下のとおりです。
-
借入残高×金利÷365日×借入日数=利息
※うるう年は366日として計算します。
※借入残高=最初に借り入れた金額−返済済みの金額
公式に数字を当てはめることで、簡単に利息を計算することが可能です。
では、実際に3つのケースにおける利息を一緒に計算してみましょう!
※ここでは、1ヶ月を30日として計算します。
ケース1:100万円を金利15%で借り入れ、3年(1,095日)で返済する場合
計算結果は以下の通りです。
100万円×0.15÷365日×1,095日=450,000円
※15%は0.15で計算します。
利息は450,000円となります。
よって、返済総額は1,450,000円です。
この場合、月々の返済額は以下のようになります。
145万円÷36ヶ月=40,277円/月
100万円を金利15%で借り入れ、3年(1,095日)で返済する場合、月々の返済額は、40,277円になることがわかりました。
ケース2:100万円を金利15%で借り入れ、1年3ヶ月(455日)で返済する場合
計算結果は以下の通りです。
100万円×0.15÷365日×455日=186,986円
※15%は0.15で計算します。
利息は186,986円となります。
よって、返済総額は1,186,986円です。
この場合、月々の返済額は以下のようになります。
1,186,986円÷15ヶ月=79,132円/月
100万円を金利15%で借り入れ、1年3ヶ月(455日)で返済する場合、月々の返済額は、81,625円になることがわかりました。
ケース3:10万円を金利18%で借り入れ、30日後に一括で返済する場合
計算結果は以下の通りです。
10万円×0.18÷365日×30日=1479円
※18%は0.18で計算します。
利息は1,479円となります。
よって、返済総額は101,479円です。
10万円を金利18%で借り入れ、30日後に一括で返済する場合、一括の返済額は101,479円になることがわかりました。
※あくまでシミュレーションなので、実際の返済計画とは異なる場合があります。
カードローンの計算アプリを上手く活用する
近年はカードローン利用の際に便利な計算アプリもあります。
条件を変えながら簡単にシミュレーションできるのでおすすめです。
気になる方はぜひ試してみてくださいね。
3つのアプリを順番に解説します。
①住宅ローン計算シミュレーター ローンメモ
ローンメモは返済条件を最大5パターン保存できる無料アプリです。
自分の計画に合わせて条件を変えて月々の返済額を簡単に比較検討が可能。
また、アプリストアの評価も良いので、ユーザー満足度の高さがうかがえます。
②マネーフォワードME
マネーフォワードMEは銀行やクレジットカードと連携できるのが特徴です。
毎日の収支が自動で見える化できる便利な機能があります。
固定費と変動費の分類管理が可能なので、現状の支出も把握しやすいでしょう。
③ローン計算IQ
ローン計算IQは簡単な分割支払い額計算ができる無料のアプリ。
100万件以上のインストール実績があるので安心して利用できます。
低金利のカードローン5選
カードローンを借り入れた時点で、返済までに時間がかかることが予想される場合もあります。
そんな時は、より利息が安くなる低金利のカードローンを選ぶことをおすすめします。
※「アイフル」公式サイトより参照
たった3%の金利の違いでも、利息には2年で5,000円もの差が出ています。
借入額や借入期間によっては、さらに利息に差が出てしまうんです。
このように、返済額に大きな影響を与えてしまう金利。
なるべく早く・安く返すためには、低金利のカードローンを選ぶことが鍵となります。
ここからは、おすすめの低金利のカードローン5つを紹介します。
それでは順番に見ていきましょう。
①プロミスカードローン
審査通過率が業界トップの43.8%
プロミスは審査に通過しやすいのが特徴です。
審査通過率は43.8%と業界トップで、他社に比べても審査に通過しやすいと言えます。
以下はカードローン各社の審査通過率をまとめたものです。
このように、プロミスは利用をはじめやすいカードローンだということがわかります。
そのため、「確実に借り入れをしたい方」「はじめての借り入れで不安な方」は、プロミスに申し込みましょう。
初回借入の翌日から30日間は無利息
プロミスは、初回借入時は30日間の無利息期間があります。
無利息期間内に返済することができれば、利息を支払う必要が無く大変お得。
この期間をうまく活用しましょう。
プロミスは、早く借りたい方・借入期間が短い方におすすめです。
プロミス 公式サイト
② アイフル
審査は最短18分※
アイフルの審査は最短18分で終わり、すぐに融資を受けられるのがポイントです。
急にお金が必要になった場合にも対応できるのがメリット。
そのため、「急ぎでお金が欲しい方」「より早く融資を受けたい方」は、アイフルへ申し込みましょう。
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
限度額が800万円まで|高額融資にも対応可能
アイフルの借入限度額は「800万円まで」と高く設定されています。
そのため、より多くのお金を借りたい方におすすめのカードローンです。
- 高額融資を希望している
- 再度増額審査を受けるのが面倒
こんな方は800万円まで借り入れできるアイフルに申し込みましょう。
③ アコム
業界No.1の新規契約数
アコムは大手消費者金融の中で、新規契約数No.1。
利用者数の多さは信頼の証ですし、融資や審査のスピードも人気の理由です。
人気の大手なので、初めてのカードローンで不安な方・迷っている方におすすめです。
※2023 年 3 月期(2022 年 4 月~ 2023 年 3 月)における消費者向無担保貸付 / 消費者金融業態において(当社調べ)
内緒で利用可能
通常の消費者金融の審査には会社や家族への電話確認などがあります。
しかし、アコムは原則在籍確認なし※となっています。
周囲にバレないようにお金を借りたい方には非常におすすめです。
しかし、金利は18.0%と平均的です。
借入金が大きく、長く借りたい場合は他のカードローンを検討してみても良いかもしれませんね。
※電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施
\初めてのカードローンで不安な方はアコム /
④ 三井住友カード カードローン
*「三井住友カード カードローン新規入会キャンペーン」期間限定
金利が低く、限度額が高額
三井住友カードのカードローンは、金利が低いことが特徴です。
限度額も800万円と高額なので、高額をより低い金利で借りたい方におすすめです。
WEBで完結
三井住友カードのカードローンは、申し込みから契約までWEB上で完結させることもできます。
窓口へ行くのが難しい方にとって、とても便利なサービスですね。
\低金利・高額の借入は三井住友カードローン /
⑤ 三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』
低金利で、短期間の借入に最適
バンクイックは金利が年1.4%~年14.6%と、とにかく金利が低いことが特徴です。
しかし、無利息期間はないので、短期間で返済ができ、低金利で借りたい方におすすめです。
便利なサービス
また、バンクイックにはカードローン以外にも便利で魅力的なサービスがあります。
- 24時間Web申し込みの受け付けができる
- 全国の三菱UFJ銀行のATMを無料で使える
忙しい方や三菱UFJ銀行を利用する方にはとても適していますね。
※曜日・支店によって営業時間は異なります。
\短期間・低金利での借入はバンクイック /
カードローンの利息を安くする方法3選
カードローンを利用している方の中には、利息を負担に思っている方もいるのではないでしょうか。
実は、利息は軽減して安くすることができるのです。
利息を減らすことは、完済への近道。
ぜひ実践してみてください!
①1日でも早く返済する
利息を安くするために最も大切なことは、一刻も早く返済することです。
なぜなら、カードローンの利息は毎日増えていくからです。
では、実際にはどれくらいの差が出るのか見てみましょう。
※「アイフル」公式サイトより参照
グラフを見ると、6ヶ月目の利息は5,000円です。
しかし、12ヶ月後には2倍の10,000円になることがわかります。
利息の負担を抑えるためにも、できるだけ早い完済を目指しましょう。
②借り換えを利用する
今利用しているカードローンより金利が低いカードローンに借り換えることで、毎月の返済額や支払う利息を安くすることができます。
-
返済までに予想より時間がかかりそう
-
今の金利が高いと感じる
利息計算で現状を把握し、上手な借り換えで返済にかかる負担を減らしましょう。
③臨時返済をうまく利用する
臨時返済とは、定期的な返済とは別に、自分の資金に余裕があるときにまとまった返済をすることを言います。
月々のカードローン返済は、借入金だけでなく利息分の支払いにも使用されます。
そのため、払った分だけ借入金が減るとは限りません。
利息は借入残高に応じて決まるため、借入残高が減らなければ利息も減ることはありません。
しかし、臨時返済は全額が借入残高の返済に使われます。
借入残高が少なくなれば、利息は減少。
返済期間も短くなります。
※三井住友カード「LOAN NOTE」より参照
臨時返済が、より大きな効果をもたらすのは、以下の二つの条件下の時です。
- カードローン返済額が多い
- 借り入れしてから時期が早い
こんな場合は臨時返済をおすすめします。
そして、臨時返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類のタイプがあります。
期間短縮型
期間短縮型は、返済が短縮された期間分の利息を減らすことができる方法です。
得られる効果には、以下の2点が挙げられます。
- 支払利息を減らす
- カードローンの完済を早める
こちらは早く返済総額を減らしたい方や、完済する時期を早めたい方におすすめ。
期間短縮型のほうが利息を安くすることができるため、一般的に利用されています。
返済額軽減型
返済額軽減型は、返済期間は変えずに毎月の返済額を減らすことができる方法です。
その結果、毎月のカードローンの支払いを軽減することができます。
こちらは教育費や臨時支出など将来の支出増加に備えたい人や、収入が下がっている人におすすめです。
臨時返済を利用する際の注意点
臨時返済はカードローンの早い返済のために非常に重要です。
しかし、1つだけ注意して欲しい点があります。
それは、臨時返済をしても月々の返済は続けなければならないという点です。
例えば、予定外のまとまったお金ができたとしましょう。
そのお金を月々の返済より先に、臨時返済にあててしまうとどうなると思いますか?
結果として、その月の返済が難しくなってしまう可能性があるのです。
臨時返済をするときは、必ず月々の返済金やその先しばらくの生活費を確保しておきましょう。
\借り換えするなら三井住友カードローン/
あなたは大丈夫?カードローンを利用する時に気をつけるべき2つのこと
カードローンは大きなお金を急いで借りたいときには便利ですよね。
しかし、金利や利息について注意しなければならないこともあります。
-
違法な金利でないか
-
返済計画は現実的か
ここでは以上の2つの注意点について解説します。
①違法な金利でないか
カードローンの金利は会社によって様々です。
しかし、上限は法律によって定められています。
基準を守るカードローン会社がほとんどですが、中には違法な会社もあります。
クリーンな会社かどうか判断する際は、是非この表を参考にしてください。
②返済計画は現実的か
カードローンの借入をしたら、借入金だけでなく利息まで支払わなければなりません。
金利が高かったり、なかなか返せなかったりすれば大きな利息がつきます。
そのため、少額の借入であったとしても返済が困難になってしまうこともあるのです。
事前に利息を把握し、毎月いくら返済すれば完済できるのか、必ず計画をたてましょう。
先ほど紹介した「計算アプリ」が便利なので、利用してみてくださいね。
カードローンの金利計算に関するQ&A
ここからは、カードローンの金利に関するちょっとした疑問に答えていきます。
ぜひ参考にしてください。
カードローン金利の相場はどれぐらい?
カードローンは、大手消費者金融・銀行カードローン・中小消費者金融の大きく3つに分けられます。
それぞれの上限金利の相場は以下のとおりです。
上記のように、銀行カードローンがもっとも低金利で利息を抑えやすいです。
しかし、消費者金融に比べ審査が厳しめと、それぞれ一長一短であるところが現実です。
金利・審査の甘さ・融資までの時間などを比較し、自分に合ったカードローンを選びましょう。
金利から返済額のシミュレーションを簡単にできない?
カードローンの公式サイトの返済シミュレーションは便利でおすすめです。
借入額や返済期間を入力し10秒ほどで利息・返済総額がわかりますよ。
利息計算が面倒な方や、金額や返済回数を変えて試したい方もおそらく多いでしょう。
そんな時は計算アプリもおすすめなので、利用してみてくださいね。
プロミス 公式サイト
金利の低いカードローンを選ぼう
ここまで利息の計算方法や低金利のカードローンなどを紹介してきました。
カードローンの返済は、自分の借り入れたお金を返すだけではありません。
借りた分のお金に加えて、その利息を返済してやっと完済です。
しかし、その利息は金利や借りている日数、返済状況によって変化します。
利息計算して金額を把握することは、計画的なカードローン返済への第一歩になりますよ。
カードローンを賢く利用するために、次の項目を覚えておきましょう。
- カードローンの金利は計算アプリなどを利用して把握する
- 返済シミュレーションをすることで自分に合わせた返済計画をたてる
- 安い金利でお金を借りるためには低金利のカードローンを選ぶことが重要
- 銀行カードローンは比較的低金利で審査は通りにくい
- 消費者金融カードローンは比較的高金利で審査は通りやすい
- 利用中のカードローンの金利が高い場合は借り換えを検討する
- 利息を安くするためには臨時返済などを利用して短期間で返済することが重要
- 今後カードローンを利用する場合は金利が高すぎないか必ずチェックし、無理のない返済計画を事前にたてる
金利計算を知り、利息を把握することは、カードローンの完済における重要なポイントです。
自分のライフスタイルに合わせて、無理のない返済をするためにも金利や利息に着目してカードローンを選んでくださいね。